新しいものが、魅力的にきまっている。
そこには自分が好きに描いていけるから。
ひとはかんたんに目移りして、乗り換えようとする。
だけど、
それまでのものを。
築いてきたものを。
今のままの自分を。
たいせつにすることが必要なんじゃないか。
あたらしさに。
新鮮さに。
目が眩むことがあるけれど、
今は。
今のままの自分で、勝負したい。
変えることなく、今のままの自分で。
どんな自分でも。今のままの自分で。
すべてを捨ててあたらしいものにしてしまえばいい、と思うけれど。
いま。
いまの自分にはそれでは、意味がない。
空っぽの新しさなんて、虚しいだけだから。