静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

2022/11/25  空っぽの新しさ

新しいものが、魅力的にきまっている。

そこには自分が好きに描いていけるから。

 

ひとはかんたんに目移りして、乗り換えようとする。

だけど、

 

それまでのものを。

築いてきたものを。

今のままの自分を。

たいせつにすることが必要なんじゃないか。

 

あたらしさに。

新鮮さに。

目が眩むことがあるけれど、

 

今は。

今のままの自分で、勝負したい。

 

 

変えることなく、今のままの自分で。

どんな自分でも。今のままの自分で。

 

すべてを捨ててあたらしいものにしてしまえばいい、と思うけれど。

 

いま。

いまの自分にはそれでは、意味がない。

 

空っぽの新しさなんて、虚しいだけだから。