静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

過去日記

2022/10/03 読むと書くを繰り返して

書きたいから書く。 すきだから。 生きているから。 息をしているから。 こころがあるから。 想いがあるから。 みたいから。 知りたいから。 聞きたいから。 だから、書く。 ことばと共に生きる。 ことばを必要とする。 ことばを、欲する。 水をのみ、喉がう…

2023/11/01 奏でる音

はじめて触れたグランドピアノは ひとつひとつの音が、うつくしかった。 なめらかな音が、耳に心地よく残る。弾いている時間の尊さを、肌で感じた。 存在するだけで異彩を放つグランドピアノは、 とても高貴で触れることさえ、憚られる。 重厚感が際立つその…

2023/11/18 やさしさがきっと、未来を照らす。

雨風が猛威を振るう夜が、明けた。 夜通し続く風の音に何度も目が覚める。 気づくと、晴れ間が見えた。 雨上がりに見える晴れ間に、安心する。 雨にはいくつものイメージがあって、 様々な色調の雨が昨晩、届いた。 少しだけ、雨のつよさも弱まった気がした…

2023/11/23 僕たちはどうしたって、汚してしまう。

">ぼんやりとした視界。 ">眠りたくてたまらなかった。 数日間の不調は、毎月わたしを苦しめるものとなる。 ふとした時間の隙間に溢れだすなみだ。 痛みを受け取って、 痛みを集めて、 掬い取ってしまう。 よわったときに、よわさは顔をだす。 書くこともま…

変わらずに残る誰かの想い

『おもいで箱』は、ぼくにとって、とても大切なものだ。 何かをもらうと、この箱に入れた。 いただいたもの全部をとっておくことはできないけれど、 できるだけこの箱にとっておくようにしている。 たまにこの箱を開くと蘇ってくる、おもいで。 呼び起こされ…

光の差さない場所

">みんな、同じように時は流れている。 "> "> ">そんな中で、 ">自分だけが時が止まっていることが、 ">進まないときを過ごすことが、なんだか、かなしい。 ">わかってはいても、 ">かなしみはとめどなく溢れる。 "> ">この何もない空間に、自分一人が佇んで…

僕たちはどこから来て、どこへ行くのか。

">苦味のある負の感情。 ">自分でさえも、目を覆いたくなるような。 それは、美しさとは、真逆の形をしたもの。 だけど、今たしかにあるもの。 逃げたくても、目を背けたくても、それが今の自分の形。 淀んだ水溜りに写った自分の姿を眺めるように、自分の姿…

2023/06/26  雨が誰かの、涙ならば。

">rainy song と題して、 ">雨にちなんだ詩を集め、朗読をした。 雨に関するイメージや印象は、さまざま。 ぼくは、やっぱり『ナミダ』のイメージがつよい気がする。 それはきっと、雨とナミダがつながることがあったからだと思う。 だから、雨を感じるたび…

2023/06/19 スタートライン

ここからの、スタートだ。 終わりは、どこにも。 始まりは、どこでも。 落ちている。 どこで、終わりにしようか。 どこから始まりにしようか。 スタートラインは、見えない。 ゴールテープも見えない。 あなたの世界を変える何かに気づいたとき、 あなたの世…

2023/05/31 待ってくれる人が、いるのなら。

新しいことを、はじめよう、と。 新しい世界を切り開こう、と思っている。 図書館で本をよみながら、さまざまなことに想いを巡らせていた。 何をはじめたらよいのか。 どんな道に向かって行ったらいいのか。 何を選んだらよいのか。 何かを踏み出す勇気。 何…

2022/05/20 夜は明けたはずじゃ、なかったのか。

">一進一退。 ">一歩進んでも、また一歩下がる。 "> ">進んでいるのか、いないのか。 ">進んだ時にはうれしくて、 ">下がった時にまた、表情が曇る。こころが曇る。 ">少しずつしか進めないことをわかっていても、 ">また退くのなら、それは一歩とは言わない…

2023/05/13 積み木崩し

"> ">結局、何かを新しく形作るには、 それまでの何かを崩すことから。 "> ">何かを崩して、新しくして、 また崩す。 その繰り返し。 その、繰り返し。 はじまりは積み木崩し。 はじめることは、 創り出すことは、 『壊』で、 それまでの何かを放つこと、離…

2022/05/13 子どもたちにできること。

">こどもの日ということで ">『未来空想新聞』『こどもの日は未来を考える日』というタグが作られていた。 今日というこの日に、改めて 私たちが子どもたちにできること、考えてみたい。 わたしたちが、子どもたちのためにできること。 子どもたちの未来を照…

2023/04/01 4月1日は夢を語りたい。

4月1日。それは、はじまりが、はじまる日。 "April Fool" どんな嘘をつこうか。 きっと、そんなことを考える人が多いはずだ。 わたしは、4月1日は 『嘘ではなく、夢を語りたい』と思う。 "April Dream"について知ったのは、2年前。 茂木健一郎さんがお話…

2022/10/16 やさしさに触れて

今考えているこのことと、 向き合った方がいいのか。 もうこのまま知らないふりをして、 奥へ押しやった方がよいのか。 ずっと、考えていた。 鋭いものでも、傷つけるものでもなかった。 それなのに、すごく落ち込んでしまっている自分。 きっとそれは、鋭い…

2023/03/15 書くために。

">noteをはじめた2015年。 ">はじめて書いた2018年。 タイトルは first writing episode0 2022年1月 エッセイを書き始めた。 2022年4月 本格的に文字で詩を書きはじめた。 早くから、noteの存在は知っていた。 だから、開設したのは早かった。 けれども、開…

2022/10/16 耳を澄ますということ

">耳を澄ませばきこえてくる。 ">耳を澄ませなくてもきこえてくる。 ">耳を澄ませてもきこえない。どれもあると思う。耳を澄ませてきく。 ">それは、耳を澄ませなければ、きこえない声。 いわば、声なき声。 それは、自分でも認識できない声でもあるのかもし…

2022/10/16 自分を読むこと

">ことばは、ぼくの声だとしても、 ">すべてを引き出せるわけじゃない。 "> "> 自分のきもちを100%表現することは、不可能だ。 だとしたら、 自分の持てる語彙を駆使して、どれだけのきもちを表現できるのだろうか。 ことばを話す時、書く時。 自分の表現力…

2023/03/02 美しさ

"> ">目に見える美しさを求めて、自分を輝かせたいか。 内的な美しさを求めて、自分という人間を輝かせたいか。 あなたはどちらの美しさを求めますか? 私たちはどうしたって、小さいものよりも大きなものに目を奪われがち。 小さい方が良いものだったとして…

2023/03/02 やさしさという水を。

">いろんな出来事があった。 ">いろんな人に出会った。 そしていろんな自分を見てきた。 ことばにできない様々な記憶が、 脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消える。 たくさんの悩んできた。 涙も流した。 そして、たくさんの喜びや、うれしさも。 その中で…

2022/12/27 進んでゆく道の先に

">痛みにぶつかりながらも、 ">この吹雪の中を歩いてゆく。 ">視界が狭まり、前がみえなくても、 ">足元を確かめながら、道を進む。冷たさが、ぼくを傷つけようとも、 ">阻むものが立ちはだかろうとも、 ">ぼくは歩いてゆくよ。手をつないでくれる人がその先…

2022/12/19 夢の続きがみたい

">ずっと、遠のいていたものが、 ">ずっと、遠のいていた感覚が、 呼び覚まされたような感覚。 そうか。 自分が描きたいものは。 自分が目指したいものは。 自分が、手を伸ばしたいものは。 こんな世界だったんだ。 いつか、たどり着きたい場所。 いつか、近…

2022/12/18 最後のことば

">言えずに終わってしまうことが。 ">言わずに終わってしまうことが。 "> ">いくらでもあるけれど。 『きみがぼくにみせてくれた勇気を、忘れない』 きみは、そう残して行ってしまった。 ことばを諦めたとき、関係は終わる。 終わりがみえている今。 こころ…

2022/11/25  空っぽの新しさ

">新しいものが、魅力的にきまっている。 ">そこには自分が好きに描いていけるから。 "> ">ひとはかんたんに目移りして、乗り換えようとする。 ">だけど、 "> ">それまでのものを。 ">築いてきたものを。 ">今のままの自分を。 ">たいせつにすることが必要な…

2022/11/20 もうひとつほしい

">目覚めの遅い日曜日の朝。 ">カーテンを開けると、太陽が光を放っていた。 昨日みた、映画の余韻が残っている。 夢には出てこなかったけれど。 朝食を済ませ、みかんを食べた。 小さいみかんながらに、甘くておいしかった。 ひと粒ずつ食べようとしたけれ…

2022/10/22 来る日も来る日も

">来る日も来る日も、通り過ぎる。 "> 『今日じゃ、ないんだろうな…』 そう何度呟いたことだろう? 今日が、その日だと、確信が持てるまでに。 今日が、その日だと、こころを決めるまでに。 そういいながら、今日も通り過ぎてしまう。 『今日じゃ、ないんだ…

2022/10/16 響くもの

"> ">ドラマでも、映画でも、本でも、芸術でも、 ">その時に、タイムリーに響くものがある。 ">NHK番組『表現者の幻想曲』を見た。 ">それは、アートを制作する人たちと、作品をピックアップしたものだった。 ">今の自分に響くもの、それはアートだった。 ">…

2022/10/16 がんばらなくていいよ。

">『がんばらないと』って繰り返していた。途切らせてはならない、と。 ">でもそれは、 "> ">しんどいな、ってきついな、って、思ってはいけないと、 ">自分に負荷をかけていることでもあった。 "> ">石に躓いてこけそうになりながらも歩いていくことや、 ">…

2022/10/16 こころの旅路

">たのしい、ではなく ">正直言うと しんどさが残る旅路だった。 目的もたのしむためではなく、 逃避のためだった。 痛みを抱えたままのこころが、反映されていたように思う。 目にとびこんでくるものよりも、 こころの苦しさが勝ってしまった。 時間もたの…

2022/10/09 Decade

">10年。 ">2018年に、6年と書いていたから さらに4年経っている。 この10年。自分と向き合い続け、もがいていた。 ことばを支えに、ことばと共に歩んできた、10年。 この10年という月日が、 いまのぼくをつくり、今の場所に辿り着かせた。 疲れた、だの。も…