ボロボロな躰に、真っ暗な世界。
自分の声さえ聞こえず、この手につかめるものは何もなく。
朦朧とする意識の中で、ただ息をしている。
効かない薬に、躰は悶える。
今のぼくに出せる言葉なんて何もないのに。
今のぼくに触れられるものなんてないのに。
どうして、求めてしまうのだろう。
萎びた花を片手に、生ける屍のようなぼくは
まるで亡霊だ。
甘い花の、蜜を吸いたい。
ボロボロな躰に、真っ暗な世界。
自分の声さえ聞こえず、この手につかめるものは何もなく。
朦朧とする意識の中で、ただ息をしている。
効かない薬に、躰は悶える。
今のぼくに出せる言葉なんて何もないのに。
今のぼくに触れられるものなんてないのに。
どうして、求めてしまうのだろう。
萎びた花を片手に、生ける屍のようなぼくは
まるで亡霊だ。
甘い花の、蜜を吸いたい。