静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

2024/02/16 やさしさって、光だ。

太陽をまっすぐに見られないような、黒いベールが少しだけ、

いいや、薄く透けるような黒になりつつあるのを感じた。

 

このまま、死んでしまうんじゃないかと思った。

 

それでも、やさしさで包み込んでくれる人たちが

ぼくを掬ってくれた。

 

手を差し伸べてくれる人が。

支えてくれる人が。

ぼくを生かしてくれるんだ。

 

そのやさしい手に。

やさしい声に。

その手を取って、いっしょに歩き出したいと思うんだ。

 

 

やさしさって、光だ。

 

 

誰かが差し伸べるその手がある限り、

ぼくは生きていけるのかもしれない。