静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

2024/02/14 閉じた瞳に、光は映らない。

眠り続けたい。

ひたすらに、永久に。

ぼくはもう、眠り続けていたい。

 

眠っている間も、痛みは続いていた。

 

朝、なかなか起き上がることさえできなかった。

 

テーブルに広がる薬を手に取り、口に入れ、

買っておいたパイナップルとヨーグルトを食べた。

濁りのない、爽やかな味わいだった。

 

生きることさえままならない今は、瞳を開けることさえ難しい。

 

消えない痛みと、積もりゆく思いにやるせなさを感じていた。

 

 

このまま、眠り続けてもいいですか?