静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

喪失

引き裂かれてゆくこころの痛みを消すことが

できない。

 

何をしても、やっぱりあなたがいいと思ってしまう。

そう思うたびに、涙が出てくる。

 

壊れてしまったものにはもう、触れることさえできないというのに。

 

かなしみだけが染み付いている。

 

『喪失』という傷が疼く。