静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

僕たちはどこから来て、どこへ行くのか。

苦味のある負の感情。

自分でさえも、目を覆いたくなるような。

それは、美しさとは、真逆の形をしたもの。

 

 

だけど、今たしかにあるもの。

逃げたくても、目を背けたくても、それが今の自分の形。

 


淀んだ水溜りに写った自分の姿を眺めるように、自分の姿を写したい。

 


誰かが言った。

『ぼくたちはどこから来てどこへ行くのか』と。

 


水平線の向こう側か、砂漠か。

     海の深い場所か、森の奥か。

          煌めく銀河か、静かな夜の闇の中か。

                       澄み渡る広い空か。

 

 

                       そして、まだ見ぬ先の世界か。