静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

2023/11/23 僕たちはどうしたって、汚してしまう。

ぼんやりとした視界。

眠りたくてたまらなかった。

数日間の不調は、毎月わたしを苦しめるものとなる。

ふとした時間の隙間に溢れだすなみだ。

 


痛みを受け取って、
      痛みを集めて、
           掬い取ってしまう。

 


よわったときに、よわさは顔をだす。

書くこともままならないのに、

         ことばにしてしまうのは

         手を伸ばしてしまうのは。

目を向けていたいからなのだと思う。

 

たくさん詰め込みすぎた頭の中を空っぽに。

句読点さえない、まっさらな紙にしたいけれど。

 


どうしたって僕たちは、何かを書き込んでしまう。

どうしたって僕たちは、汚してしまう。

何か一つを書き込めば、それはもう、まっさらな紙ではないから

 

目を覆いたい。

    耳を塞ぎたい。

そうして目を閉じ、世界を閉ざしてしまいたくなることがある。

 

喧騒のない、静寂の彼方へ。

 


感情が。
   ことばが。
      何かを複雑にしてしまう。