静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

2023/05/13 積み木崩し

 

結局、何かを新しく形作るには、 それまでの何かを崩すことから

 

何かを崩して、新しくして、 また崩す。

その繰り返し。 その、繰り返し。

 

はじまりは積み木崩し。

はじめることは、 創り出すことは、 『壊』で、

それまでの何かを放つこと、離すこと なんだろう。

 

それまでの何かをキープしたいのか、

崩してまで、 新しさに手を伸ばしたいのか。

 

創るということは、 いつもそんな葛藤の中にあるということ。

 


何かがわからなくなったとき、

結局、だいじなことは『耳を澄ます』 ということなんだと思う。

それでも、 わからなくなることもあるけれど。

それでも… 問いつづけなくてはならない、

自分自身に…。


軸がぶれないように、 形を整えてゆく。

外堀をかためる。


どれだけ、打ちのめされようとも。

何かを失ってしまいそうに なろうとも。

もがいたとしても。

あきらめたくはない。

 


書くことを、 伝えることを、 想うことを。

ことばにすることを、 表現することを。