書きたいから書く。
すきだから。
生きているから。
息をしているから。
こころがあるから。
想いがあるから。
みたいから。
知りたいから。
聞きたいから。
だから、書く。
ことばと共に生きる。
ことばを必要とする。
ことばを、欲する。
水をのみ、喉がうるおされるように。
ことばをのみこんで、こころをうるおす。
隠したくないから、自分のこころを。
口をつぐんで消してしまいたくないから、そのきもちを。
生きていく上で必要なものはその人によって異なるけれど、
ぼくにとって生きていく上で必要なものがことばであると、言えそうだ。
書くと読むを繰り返す。
道端に咲く花のように、
ことばは、咲く。
どんな場所でも、どんな時でも。
消えゆくことばがあっても、新たにことばは、
咲く。
その小さく咲いた花を、ぼくは大切に
培いたい。