ドラマでも、映画でも、本でも、芸術でも、
その時に、タイムリーに響くものがある。
それは、アートを制作する人たちと、作品をピックアップしたものだった。
今の自分に響くもの、それはアートだった。
さまざまな境遇の中、作品に没頭している人たち。
中には病と闘いながら作品作りをしている人もいた。
作品の、あの力強さに。
色彩豊かな、描かれたものの存在感に、感銘を受けた。
つらいときにこそ、その思いを、自分の魂を込めて表現したい。
そんな思いさえ、湧き上がった。
そこに、見てほしいという思い、ではなく、
表現したい。
表現することで自分を解放する、
そういった意味の方が強いように感じた。
自分のいまの心境と重ね合わせて、
つらい思いを胸に作品作りをしている人の気持ちを思うと、
泣けてくるようだった。
人生は、簡単じゃない。
乗り越えるものも、闘うことも、折り合いをつけながら生きていくことも必要だ。
そんな中で人は、複雑な思いを抱えながら、生きている。
光と影を繰り返し経験しながら、僕らは進んでいくのだ。