静寂と、ことばの在処

こころの奥処。 ことばの在処。 ことばの居場所を求めて。

2022/07/23 弱いのが、わたし。

弱いのが私

 

そう思って生きてきた。

そうやって、自分を閉じ込めてきた。

自分が外に向けて発信していくことなんて、なかった。

抱え込んだまま、下にこぼれ落ちていくばかりだった。

 

自分を信じることもなく、誰かを信じることもなく、

ただひたすらかなしみを秘めながら、歩いてきたのだと思う。

 

たくさん失敗もしてきた。

 

失敗するたびに、『変わりたい』と。

そう思っていた。

 

『がまんをしてきた自分を、脱ぎたい』と。

 

きっと蝶になりたくて、

殻をなかなか破れないさなぎのように、もがいていた。

 

前に進めずに生きている、この時を。

 

自分にしかできないことをやりたい

 

そのひとつの思いが、僕を支えていた。

 

何かに絶望しながらも、心の底でつないでいた夢。

自分がいつか輝けることを信じたい。

 

あれから数年が経った今。

 

 

少しずつだけど、確実に。

自分が輝ける道を歩み始めている。