くもり空。 湿った空気。 なんとなく眠れたようで、なんとなく眠れなかったようで。 まだ、ぼんやりとしている。 明けたのは、日付か、こころか。 まだもう少し、世界を閉じていよう。
未来になんて、進めない。 ぼくはここにいたい。 年を跨いでも、きみには逢えないから。 年を跨いでも、新しい自分にはなれないから。
今頃、みんなはたのしく過ごしているんだろうか。 世の中が、見えない。 きみは、どんな気持ちで大晦日を過ごしているのだろう。 もう、ぼくの想いが届かないことは、わかっているけれど。
朝、雨が降っていた。 風が吹き荒らす、大晦日。 ぼくは、なんとか生きているようだ。 一年の終わり。 終わりの、はじまり。 来年も、ことばを愛していくよ。
このまま、 きみの声を聴かないまま。 聴けないまま…。 ぼくは死ぬのかな…。 きっとぼくが死んでも、きみは気づかないんだろうな。 きみの今に。 きみの記憶に。 ぼくはもう、いないだろうから。
ブラックばかりを引き寄せてしまう今のぼくは、 白の色を忘れてしまったのかもしれない。 眠りと覚醒を繰り返しては、 痛みという歪みの中にいる。 屈折した位置からは、すべてがブラックに映る。 人間の性が露呈する。 誘き寄せられる闇に飲み込まれては、…
書きたいから書く。 すきだから。 生きているから。 息をしているから。 こころがあるから。 想いがあるから。 みたいから。 知りたいから。 聞きたいから。 だから、書く。 ことばと共に生きる。 ことばを必要とする。 ことばを、欲する。 水をのみ、喉がう…
はじめて触れたグランドピアノは ひとつひとつの音が、うつくしかった。 なめらかな音が、耳に心地よく残る。弾いている時間の尊さを、肌で感じた。 存在するだけで異彩を放つグランドピアノは、 とても高貴で触れることさえ、憚られる。 重厚感が際立つその…
雪が、降った。 寒波。 閑波。 間波。 小さな、手にできないほどの雪。 ちらちらと、目の前を通ってゆく、雪。
きみを追いかける雲 ぼくを追いかける雲 月の朧げ 痛みの記憶 ふたご座流星群 消せないことば 消えないことば
過去の日記を投稿し終えました。 また、コメント欄をどなたでも書き込めるようにしたので 感想などいただけるとうれしいです。 (読んだことを伝えるコメントでも大丈夫です) それでは、おやすみなさい🌙
きみがよろこぶから。 そんな理由でいい。 そんな理由で生きていい。 僕たちはいつだって深淵にいて、 綱渡りをしながら一歩を進めているんだ。 きみがよろこぶから。 そんな理由でぼくは書いている。 そんな理由でぼくは、生きている。 そんな理由で。
雨風が猛威を振るう夜が、明けた。 夜通し続く風の音に何度も目が覚める。 気づくと、晴れ間が見えた。 雨上がりに見える晴れ間に、安心する。 雨にはいくつものイメージがあって、 様々な色調の雨が昨晩、届いた。 少しだけ、雨のつよさも弱まった気がした…
">ぼんやりとした視界。 ">眠りたくてたまらなかった。 数日間の不調は、毎月わたしを苦しめるものとなる。 ふとした時間の隙間に溢れだすなみだ。 痛みを受け取って、 痛みを集めて、 掬い取ってしまう。 よわったときに、よわさは顔をだす。 書くこともま…
『おもいで箱』は、ぼくにとって、とても大切なものだ。 何かをもらうと、この箱に入れた。 いただいたもの全部をとっておくことはできないけれど、 できるだけこの箱にとっておくようにしている。 たまにこの箱を開くと蘇ってくる、おもいで。 呼び起こされ…
『うつくしい』だけを持っているわけじゃない。 本当は、『うつくしい』を求める自分が何よりも 『うつくしさ』から遠い存在にあって、汚れている。
">みんな、同じように時は流れている。 "> "> ">そんな中で、 ">自分だけが時が止まっていることが、 ">進まないときを過ごすことが、なんだか、かなしい。 ">わかってはいても、 ">かなしみはとめどなく溢れる。 "> ">この何もない空間に、自分一人が佇んで…
">苦味のある負の感情。 ">自分でさえも、目を覆いたくなるような。 それは、美しさとは、真逆の形をしたもの。 だけど、今たしかにあるもの。 逃げたくても、目を背けたくても、それが今の自分の形。 淀んだ水溜りに写った自分の姿を眺めるように、自分の姿…
">rainy song と題して、 ">雨にちなんだ詩を集め、朗読をした。 雨に関するイメージや印象は、さまざま。 ぼくは、やっぱり『ナミダ』のイメージがつよい気がする。 それはきっと、雨とナミダがつながることがあったからだと思う。 だから、雨を感じるたび…
ここからの、スタートだ。 終わりは、どこにも。 始まりは、どこでも。 落ちている。 どこで、終わりにしようか。 どこから始まりにしようか。 スタートラインは、見えない。 ゴールテープも見えない。 あなたの世界を変える何かに気づいたとき、 あなたの世…
新しいことを、はじめよう、と。 新しい世界を切り開こう、と思っている。 図書館で本をよみながら、さまざまなことに想いを巡らせていた。 何をはじめたらよいのか。 どんな道に向かって行ったらいいのか。 何を選んだらよいのか。 何かを踏み出す勇気。 何…
">一進一退。 ">一歩進んでも、また一歩下がる。 "> ">進んでいるのか、いないのか。 ">進んだ時にはうれしくて、 ">下がった時にまた、表情が曇る。こころが曇る。 ">少しずつしか進めないことをわかっていても、 ">また退くのなら、それは一歩とは言わない…
"> ">結局、何かを新しく形作るには、 それまでの何かを崩すことから。 "> ">何かを崩して、新しくして、 また崩す。 その繰り返し。 その、繰り返し。 はじまりは積み木崩し。 はじめることは、 創り出すことは、 『壊』で、 それまでの何かを放つこと、離…
">こどもの日ということで ">『未来空想新聞』『こどもの日は未来を考える日』というタグが作られていた。 今日というこの日に、改めて 私たちが子どもたちにできること、考えてみたい。 わたしたちが、子どもたちのためにできること。 子どもたちの未来を照…
4月1日。それは、はじまりが、はじまる日。 "April Fool" どんな嘘をつこうか。 きっと、そんなことを考える人が多いはずだ。 わたしは、4月1日は 『嘘ではなく、夢を語りたい』と思う。 "April Dream"について知ったのは、2年前。 茂木健一郎さんがお話…
添えられたことばに。 添えられたこころに。 ぼくは恋をした。
巣食うのじゃなく、掬いたいんだ。
今考えているこのことと、 向き合った方がいいのか。 もうこのまま知らないふりをして、 奥へ押しやった方がよいのか。 ずっと、考えていた。 鋭いものでも、傷つけるものでもなかった。 それなのに、すごく落ち込んでしまっている自分。 きっとそれは、鋭い…
">noteをはじめた2015年。 ">はじめて書いた2018年。 タイトルは first writing episode0 2022年1月 エッセイを書き始めた。 2022年4月 本格的に文字で詩を書きはじめた。 早くから、noteの存在は知っていた。 だから、開設したのは早かった。 けれども、開…
">耳を澄ませばきこえてくる。 ">耳を澄ませなくてもきこえてくる。 ">耳を澄ませてもきこえない。どれもあると思う。耳を澄ませてきく。 ">それは、耳を澄ませなければ、きこえない声。 いわば、声なき声。 それは、自分でも認識できない声でもあるのかもし…